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留まる夏でも秋の気配

9月。いよいよ秋田県内水面遊漁期間もラストに迫りつつあります。
ただそんな中でも連日、もう午前中で30℃を超す猛暑
お盆期間から明けてまでの連日の大雨の影響で山には充分な水量はストックされてはいるのですが
水温が20度近くある流程もあったりでコンデション的にはシビアな傾向かと…

2日

仕事が午後から空き、いつもの近隣の河川に。
陽が高くなり気温は35℃…魚よりも自分が参る感じです(;^_^A

パイロット的に放るミノー、カラーはリアル系ナチュラルな感じのアピール系(赤金やチャート系)には無反応
やはり秋の定番は水色に対し真逆のカラーとしてアピール重視~先日同様にリアクション誘発での釣り

猛攻する当歳サイズを掻い潜り、良型イワナ

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この間まで陽の長さを実感しておりましたが、気付けば影が長く伸び
(流れに対し影が前方に延びるので立ち位置やロングシュートでポイントを撃つことに専念)
秋が迫りつつあるのを実感…
自分的には、もうスポーニング体勢になりつつある魚に対しては朝夕のマヅメは関係せず
むしろ日中の方がルアーに対しての好奇というか反応が高いと思ってります…
故の視認性重視カラー

木陰に覆われて、もう夕暗さを感じる流程ではピンクバック系

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ただ、このピンクバックの嬉しいことはベリーが「黒」ということ!
魚に対しても、操作するアングラーサイドへ対してもアピールする点が大きいことに加えて
ベリ―の黒は水中で底に定位する魚に対し、見上げた際に明瞭に「陰影」として
そこにルアー(魚からしてみれば捕食対象、あるいは‶何か居る‶存在をアピール)があることを
否応なしにアピールする威力があり、かつ中層を遊泳する魚に対してはサイドのシルバーとピンクバックが
交互にアピールと、秋の1本にはうってつけの構成であると感じております。

この日は3時間弱、思いのほか高水温にも関わらずヤマメよりもイワナが元気だったことに
ちょっと驚きを隠せない感じ(マヅメ関係無しと言いながらも、やはり暮れ時だからでしょうか?)の釣りになりました。


3日

今日は朝からの釣りでお盆時に大雨に見舞われたフィールドに久しく入ることに。

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入渓してちょっと「?」と違和感
水量は充分な感じなのですが、何かdepth.感が浅い…?
しかも起伏も感じられずいつもの渓相と違うことに戸惑うも、それはすぐに判明…
川全体が埋まったのだ
相当の水が出たのであろう…深場も容易にウェーディングで突破~渡渉できる
オープンな平瀬にサンドバーが生じてたり、斜面も相当崩れたり削られた痕跡が生々しくあり
相当な雨量~状況であったことを実感できる…

今日は最初からミノーは秋パターン系からスタート
この川の状況では魚達は相当下流に追い遣られ(流され)たか??という気持ちも直ぐに杞憂と
もう木っ端・掌サイズがワンキャストで着水同時、リーリングして即でワンヒット状態のスパイラル(;´Д`)
空振りでミノーをピックアップするならば後続にワラワラとチビの群れという煩い状況(笑)

この状況を打破するべく、この間、当県の釣具店では自分が知る限り店頭に置いてない
シルバークリークミノー61Sにチェンジ。
瀬と瀬の間の白泡砕け混じる狭いポイントでも、全然サイズ感を意に介さず50㎜系のミノーの
軽快さも持ち合わせているこのミノーの「ここぞ」というポイントでの信頼度は高く
ここではチャート系かつナチュラルベイトカラーというチョイスでリアクションにも食性にも
両面で訴えるべくキャスト

着水し、流れにもんどり打たせるように下手にアクションを加えずタダ引き
バランスを崩さずしっかりと泳ぐ!
流れの中間程で石に触れている独特の感覚から、一瞬「根掛かった?」と思いきや
再び流れの最奥へと逆戻ろうとする意図が伝わった瞬間、ゆっくりと追いアワセを1回

水中で粘り気のある走り、突っ込みにイワナであることを確信はしましたが
なかなかのサイズであることは間違い無く
ドラグもゆっくりでありますが出ながら、久しいサイズ感を楽しみつつシャロ―に導く

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巨大な淵、堰堤と海から隔絶された内陸部…いかにも山棲みのシェイプをしたイワナ

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本当はヤマメが欲しいところなのですが今期は、もう、イワナ尽くしだなぁ…と苦笑しつつ魅入ります

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自分の思考を張り巡らし、ルアーをセレクトし思った通りに流し、そして掛けるという会心の一尾であれば
別段、サイズなんてどうでもいい感じ(なんですが、これがヤマメであったならなぁ…(;^_^A
きっとこの先、まだ命を繋いでいくであろう役目があると思います
撮影にお付き合い頂いてから丁重にリリース…

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釣り上がる毎に釣れるヤマメもサイズに関わらず秋の装い
それは岸辺に溜まる落ち葉にも感じるわけでして…
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今日は風が強く、谿の上空で聞こえる風が唸るごとに川面に落ち葉が大量に…
しかし辺りはその木漏れ日と青空からして高温なのでしょう…蝉時雨
まだ終わるまいと留まろうとしている夏ですが、やはりは秋の訪れを感じずにはいられない
残酷にも時はやはり流るのだと。

退渓してみると、一気に全身から汗が噴き出す!
身の危険を感じる異様な暑さ!
車の気温計では37℃…

もう釣りどころでない!と思いつつも〆は、もう限界集落の中を通る里川にということで移動
ここでもやはり大きいヤマメに出逢えないままでしたが
薄暗い流れでは地味色

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日差し強い流程では、もう、まっ黒

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と、流れの情景での緩急を意識してのカラーチェンジで小気味よい
(と言えば聞こえが良いのですが、結局はおチビさんばかりに遊んでもらいました…(笑)
釣りを楽しむことが叶いました♪

最後、村の中央部で日暮れて納竿としてラストキャストで絵に描いたようにロッドをしならせてくれた幅広

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今日は暮れても気温が下がることがなく、早く車のエアコンに当りたい!と思いつつも
風に乗ってほんのりと乾いたような稲の独特の香ばしい匂いが流れてきました…
車に乗り込むのも暫し忘れ、この田舎の情景を眺める…
そんますぐに(秋田弁であっという間)ここも紅葉と山吹色の稲穂揺れると景色になるんだろうな…
残り、あと何回、竿を振れるか…最後まで良い釣りが出来たらと願いつつ帰路に就きました
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プロフィール

さとう こうじ

Author:さとう こうじ
公益社団法人日本山岳ガイド協会 
職能別資格:登山ガイドSt.Ⅱ取得
上記~認定団体「白神フォレストガイズ」所属
(遭難対策理事)

秋田県登録
あきた白神認定ガイド

「Mountain pilot 森・沢山」として
秋田県をはじめとする東北~東日本を主とした登山ガイドを展開しております。


ローカライズとしては
世界遺産「白神山地」その秋田県側となる
藤里町秋田白神ガイド協会に所属
藤里町捜索救助隊 隊員

白神山地のガイドの傍ら
自然公園指導員(環境省)
世界遺産地域の巡視(林野庁)
の活動に携わっております。

白神山地…この名前は一度は耳にしたことがあるかと思います。
原生より今、この瞬間まで、脈々と息づいてきた純然な森がそこにはあります。
そしてその森が育む、空気、水、生き物、山の幸、美しい光景や自然現象
このブログでは少しでも、自然豊かな森の魅力を発信できたらと思い開設致しました。

そして白神以外にも、プライベートとして
『RAM』Round Adventure Morioka
http://ram-chan.com/index.html
に所属しております。

北東北~東日本の主要山系から沢、岩場、雪山も歩いております。
森の魅力と同時に、山の楽しさも一緒に伝えられたら幸いです。

https://www.facebook.com/beechmori/
「Mountain pilot 森・沢山」
も併せて是非、ご覧下されば幸いです。