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蟶(マテ)山~白神岳・前衛に

秋田白神ガイド協会主催事業「白神山地の一年を巡るツアー」
年が明けての最初(※平成28年度)第10回目は2月19日
白神岳の前衛である「蟶山」標高841mに
冬期登山道となる尾根コースでチャレンジという内容です!
参加者は秋田県内より12名の参加者
私はメインガイドの随行(他にも6名)という形で参加致しました。

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朝、最初の集合場所である藤里町・世界自然遺産センター「藤里館」
での天気は雪。朝7:00にバスに乗り込んで出発
沿岸部に至ると空は明るい曇り空。途中、八峰町「ハタハタ館」で
第二陣の参加者をピックアップ。

登山開始は正規の登山口までは除雪がされてないので
車は入れません(途中まではされている場合もありますがバスなので上がれず)
国道101号線沿い・黒崎の海抜30m~海の目前から延々と登山口まで
歩きます。(9:30)

道中や山の景色を含め、雪は例年より少ないのには驚きました。

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登山口(標高200m)に到着時点(11:00)で、本日はマテ山山頂まで
スケジュール的には厳しいとGLの判断。
空は時折、小雪が舞うも風もなく(当たらず)で、スノーシュー初体験者も多いことから
先ずはピーク到達達成よりも、厳冬期の冬の山の表情、景色、雪の感触を存分に
楽しんで頂くことで、ガイド陣は徹底してのサポートに努めました。

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白神岳は青森の山。
ブナのイメージもありますが、標高の低い所の主役は青森ヒバです。

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冬期尾根には正午頃に至り、上がって程なくの平地部~日本海が見える
ポイント(標高390m)で昼食。本当に天気に恵まれ、ツェルトを出さずで過ごせたのが幸いでした。

mate.jpg
※後ろ姿ならとお客様より了解を得ての掲載です

昼食後、この先から一気に尾根の急登がひたすら続くマテ山へと向かうのですが
先にも触れた通り、時間の関係で行けるところまで。
積雪がない時期は、此処は鬱蒼とした藪、小灌木で歩けた道ではありません
本日は昨日までの雨や高温で雪が解け締まり
昨夜の降雪が載り、厳しいことに非常に登り辛い雪質。
しかし皆様、ナイスガッツでした!30分程登っての430m地点まででとし
下山となりました。(黒崎に到着は14:00頃)

今回、主催事業にて初の大きい冬山の企画
時期のタイミング等、煮詰める部分もありましたが
参加されました皆様の達成感的な手応えは笑顔から充に感じられました。
何よりも当協会会長・斎藤氏の白神の森の話を聞けただけでも
大満足というファン、リピーター様が多いのです。

来年度は、更に白神山地の森、山、沢、動植物の素顔、歴史に触れられる
多彩で充実した企画をラインナップできると思っております。

そんな、秋田白神ガイド協会では本年度ラストの主催事業
3月26日 白神山地の一年を巡るツアー(第11回目)
物見山雪山登山コース(定員10名・参加費2000円)
を募集しております。(問い合わせ0185-79-2518)


(同月・12日は世界遺産センター活動協議会主催
白神山地を望む早春のスノシュー里山歩き定員20名・参加費1000円
問い合わせ0185-79-3005も開催されます)

新年度にはHPで通年の登山イベントのアナウンスもUPされますので
是非ともアクセスお願い致します。

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プロフィール

佐藤 浩二

Author:佐藤 浩二
公益社団法人日本山岳ガイド協会 
職能別資格:登山ガイドSt.Ⅱ取得
「mountain pilot 森沢山」として
この春より秋田県をはじめとする東北~東日本を主とした
登山ガイドを展開いたします。


ローカライズとしては
世界遺産「白神山地」その秋田県側となる
藤里町秋田白神ガイド協会に所属
白神山地のガイドの傍ら世界遺産地域の巡視活動に携わっております。

白神山地…この名前は一度は耳にしたことがあるかと思います。
原生より今、この瞬間まで、脈々と息づいてきた純然な森がそこにはあります。
そしてその森が育む、空気、水、生き物、山の幸、美しい光景や自然現象
このブログでは少しでも、自然豊かな森の魅力を発信できたらと思い開設致しました。

そして白神以外にも、プライベートとして
北東北~東日本の主要山系から沢、岩場、雪山も歩いております。
森の魅力と同時に、山の楽しさも一緒に伝えられたら幸いです。