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七座山登山

意外にもパワースポット(らしい)

で冬に触れた、七座山(287m)

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平成29年度、秋田県藤里町エコツアーの第一回目は
「巨木の秋田天然杉と歴史の里山歩き」と第し
5月14日(日)に開催されました。
七座山は北東端に位置する松倉登山口から
大倉・三本杉倉・芝倉・箕倉・烏帽子倉・権現倉(頂上)と
当に“七座”の尾根を至る、やや長いトレイルを登り歩く企画
今回は県内外より18名、スタッフ8名随行という構成で
五月晴れに恵まれた中、開催されました。

遺産センター「藤里館」とJR二ツ井駅で参加者をピックアップし
大倉登山口に8:00に到着。
登山開始前のウォーミングアップと説明、2パーティー構成に分けてと
準備し登山開始です

最初はミズナラやヤマグリ、あとは灌木類が多く目立つコース
足元は春の花は既に終わり、夏の花までの狭間という感じでしたが
チゴユリやヤマツツジ、エンレイソウ等(コース後半ではユキザサ、マイヅルソウ
フデリンドウ等が多く見られました)

佐竹禁伐採の森の歴史だけあり、里山は里山でも時間が止まったの如く
開発の手が入らない原生の森の様相に参加の皆さんは感嘆の声や息を漏らして
また「座」(クラ)と称する通り
切り立った山様を間近で体感できる光景が…

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随処で見られる崩落している箇所。
この険しさも、この山の体を表すと同時に荒々しい所が修験としての山と崇められてきと感じられます。

それぞれの倉に至る毎にアップダウンが続きます。
痩せたコースで他の団体さんとのスライドが無かったのは幸いでした。

展望台がある箕倉には11:30頃に至り、爽快な白神山地南端からの景色に歓声が上がりました

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米代川を挟んで対岸直ぐの山が「きみまち坂」。その奥、少し雪を抱いて白い頂が藤里駒ケ岳

山頂の権現倉には12:20に到着。
ゆっくりのランチタイム、出発前にはみんなで記念撮影をし、下山の路に至ります
程無くで、急坂を下るのですが、私と自然アドバイザーS氏による
持参したロープでの降下の為の工作を施し
※この箇所にはナイロン虎ロープが設置されてはおりますが、当ガイド協会では
スタッフがロープや装備類の携行で安全なフォローに務めます!ご安心を


難所をクリアしたら、天然秋田杉の原生的…いや、まるで恐竜時代にも思えるような
原始的な光景の道を歩きます(オシダ等のシダ類がそう醸し出させてるのかもしれませんね)

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真っすぐに巨大に伸びる杉もあれば、まる何か巨大生物の如くの肢体の杉もあったりと。
樹木のみならず、法華岩や(下:写真)

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権現窟といった、先人の信仰の表れを間近にし、森と樹と自然にあるものと人の関わりを
深く感じされられるのも、この七座山の魅力。
その魅力を倍増させるお手伝いを、当協会のガイド陣が安全で楽しく導かせて頂きます。

15:30に縦走完了し、サイクリングターミナルがある駐車場に到着。
ゆっくり、ゆっくりと、楽しく歩けたという参加された皆様から喜びの言葉を戴けて
スタッフ一同、安堵もあり、そして何よりも喜んで頂けたことに感無量でした。

本年度のイベント、スタートしました!
これからも大きい山(標高としてでなく)深い山、面白い山、感動の物語のある山
水や沢の山、雪の山、星空月夜の山
と、いろいろな企画が目白押しです!
是非とも皆様のご参加、お待ちしております!






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プロフィール

佐藤 浩二

Author:佐藤 浩二
公益社団法人日本山岳ガイド協会 
職能別資格:登山ガイドSt.Ⅱ取得
認定団体「白神フォレストガイズ」所属
(遭難対策担当)

「Mountain pilot 森・沢山」として
この春より秋田県をはじめとする東北~東日本を主とした登山ガイドを展開いたします。


ローカライズとしては
世界遺産「白神山地」その秋田県側となる
藤里町秋田白神ガイド協会に所属
藤里町捜索救助隊 隊員

白神山地のガイドの傍ら世界遺産地域の巡視(林野庁)活動に携わっております。

白神山地…この名前は一度は耳にしたことがあるかと思います。
原生より今、この瞬間まで、脈々と息づいてきた純然な森がそこにはあります。
そしてその森が育む、空気、水、生き物、山の幸、美しい光景や自然現象
このブログでは少しでも、自然豊かな森の魅力を発信できたらと思い開設致しました。

そして白神以外にも、プライベートとして
北東北~東日本の主要山系から沢、岩場、雪山も歩いております。
森の魅力と同時に、山の楽しさも一緒に伝えられたら幸いです。

https://www.facebook.com/beechmori/
「Mountain pilot 森・沢山」
も併せて是非、ご覧下されば幸いです。