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奥入瀬アイスクライミング合宿

所属しているRound Adoventure Moriokaの2月定例の合宿ですが
今年は宮城蔵王の仙人沢アイスガーデンで行う予定が
1月からの蔵王山の火山活動に伴う警報を考慮し
昨年同様、青森県奥入瀬渓流の岩壁の滝(水の浸み出し)等が凍り、氷瀑となる
グリーンミレットでの開催となりました。
今年も宮城M会様も合同で総勢9名

昨年のメモを見返すと
「気温マイナス2℃と奥入瀬にしては暖かく湿り雪が降るなどが加わりコンデションは厳しい。」
と残してたのですが、今年はと言うと…
最低気温でも0度、しかも土曜日は後半で雨が落ちるという…
今年、北東北は山間部こそ例年並の降雪ですが
沿岸をはじめ地域では雪量が少ない、異常な冬です。

9:00に奥入瀬にRAMメンバーがあつまりミレットに向かいます

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行く道も例年ではカンジキを履いても猛烈なラッセルを強いられるのですが
本当に雪は少ない…
道路からミレットの氷は確認できているので安堵はあるのですが近くで見るまでは…と
不安はありましたが、到着してみたら何とか登れそうです

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準備を整え、先ずは会長がリードで。
※2名は道中で見つけた無名滝でツルベで遊ぶということで、そちらに向かいました。
しかしシャバ氷に加えて質が芳しくなくスクリューを施す度に迷う感じのアクションが…
今回は2ルート分のロープ構築は断念し、ベーシックルート1本のみとしました。

自分の順になりバイルを指してみると納得!
シャバシャバな上に詰まってないというか刺さり易いのは確かですが粘る感じが
自分たちは会長が構築してくれたトップロープですが
このタフコンデションを落ちられない緊張~リードで登る
※過去、一応、リードはバーチカルで経験しているのですが
氷がビンビンでしっかりしてスクリューも安心なコンデションでした

やはりその領域まで達観したいと痛感しました。何はともあれ練習あるのみ

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そのうち、当メンバーが1名、所要ありで帰り
宮城M会の皆さまが現地入りとで皆、それぞれでクライミング

自分としては縁遠くなってしまったクライミングでのビレイの練習も取り戻すべく
出来たことは有りがたかったです

ok (5)

この日は気温が高いと言えど、いつもビレイ時にはジャケットの上に
ダウンを羽織るのが常だったのですが
今年は㈱ファイントラックのファイブレイヤリングで冬山に臨んでいるのですが、汗による冷えが軽減されている
ので、寒さ感が無く、上に羽織ることがないままビレイに徹することが。
上に羽織ることで動作がしづらいのも当然軽減されますし、ジトっとしているストレスも無いので
快適にビレイに集中できたことも収穫。

初日は先にも触れた15:00位から雨が落ち始め、みんな一登づつで初日は終了となりました。

ok (6)

夜はテント内での懇親会
山談義に花を咲かせますが、僕がこの会に触れさせて、いいなぁと感じることが
皆さん、山の豪談自慢が微塵も出ず(サミッターなんですが)兎にも角にも
どう楽しく安全に山と触れるか
このことに和気藹々と終始して山を突き詰めていく姿勢は
まだまだ学ばせて頂くことが多く大きいと実感の酒席でした。

それにしても夜は気温は下がれどマイナス2度と
今時期の奥入瀬にしてはありえない(高い)気温です。
明日、氷は持っているだろうかと心配しながらの就寝

ok.jpg

朝になり、気温は0度…道路はバシャバシャ
ミレットに着いてみると滴りは無く氷も何とか大丈夫そうですが
ロープ回収を考え、終盤5m手前(この先が脆く剥離しやすい)を終点とすることに。

ok (9)

何登がしているうちにバイルの音が鈍くなってきて
終いには氷の色も明瞭に濃く(ということは剥離が始まってきている)濁りつつなって
きているのが判り始めてきたので正午前を以て終了となりました。

今シーズンはもうこれ以上、氷も太れず、隣も氷滝は発生しないだろう…
とのことで今シーズン最初で最後・・・バイル納めになりそうな感じです。

何はともあれ今回も楽しく有意義な合宿になりました!

東北の冬も折り返しです。春まで残り少なくも、実はまだまだ続く長い冬ですが
楽しめるだけ楽しみたいですね~♪












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プロフィール

佐藤 浩二

Author:佐藤 浩二
公益社団法人日本山岳ガイド協会 
職能別資格:登山ガイドSt.Ⅱ取得
認定団体「白神フォレストガイズ」所属
(遭難対策担当)

「Mountain pilot 森・沢山」として
この春より秋田県をはじめとする東北~東日本を主とした登山ガイドを展開いたします。


ローカライズとしては
世界遺産「白神山地」その秋田県側となる
藤里町秋田白神ガイド協会に所属
藤里町捜索救助隊 隊員

白神山地のガイドの傍ら世界遺産地域の巡視(林野庁)活動に携わっております。

白神山地…この名前は一度は耳にしたことがあるかと思います。
原生より今、この瞬間まで、脈々と息づいてきた純然な森がそこにはあります。
そしてその森が育む、空気、水、生き物、山の幸、美しい光景や自然現象
このブログでは少しでも、自然豊かな森の魅力を発信できたらと思い開設致しました。

そして白神以外にも、プライベートとして
『RAM』Round Adventure Morioka
http://ram-chan.com/index.html
に所属しております。

北東北~東日本の主要山系から沢、岩場、雪山も歩いております。
森の魅力と同時に、山の楽しさも一緒に伝えられたら幸いです。

https://www.facebook.com/beechmori/
「Mountain pilot 森・沢山」
も併せて是非、ご覧下されば幸いです。